貴様ら!お時間あったら、ぜひ読んでって下さいね。


by Brother_M
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

少しの知識で写真が変わる(PART4)

皆さんにきちんと読んで頂けてるみたいで、本当に嬉しいです。
またBBSだったりコメントだったり、メッセなどで感想などをくれたりと
自分も書いた甲斐があったなぁ~とつくづく思います。
今回書いてることは知識がない方にも、すぐにできることしか
書いてないので、機会があったら是非試してみてくださいね。

それじゃ、今回も数枚写真を使いますが、もう一度言っておきます。
決して元カノとの素敵な想い出を振り返るだとか
そんな悲しいBLOGじゃありません(爆)構図を説明する上で
仕方ナシに説明に向いてる写真を使ってるだけのでお許しを(笑)

さて、本題に入りますが、前回話した分割法の『黄金分割』ですが
一体それは何か?とりあえず下の図を見てください。



上図のようにまず等分して横へ2本、縦へ2本線を引き、
横線・縦線それぞれの線で画面を三分割します。そして、ここからが重要です。
写るものが水平線だったり縦線のものは
(例えば海の写真で言うと、海と空の境界線や波打ち際など)
できるだけこの引いた線上に。またポイントになるモノは、
縦線と横線の交点に置くという方法で、被写体を画面の中心から
わざと外すことでバランスが取れた構図になるんです。
こうすることで、構図が迷って決められない場合であったり、
日の丸写真を避けることにも役立ったりするわけなんですよね。

最近のデジカメでは、概ね背面モニターにこのラインを
映し出したりできるので便利ですよ。まぁ、そこまでキッチリする
必要性も全くないのですけど(笑)それじゃ、今回も
俺が撮った写真でちょっくら見ていきましょう。
一枚は京都、もう2枚は映画やサザンの歌にもある
稲村ジェーンのロケ地、〝稲村ケ崎〟での写真です。
上の黄金分割の図と照らし合わせながら見てってください。
もちろん全く完璧に黄金分割した線上になくてもOKですので。
大体の目安だと思ってくださいね。



これは京都で撮った一枚ですが、トリミングなどは一切してません。
構図などは撮ったままです。こー言ったシチュエーションでは、
典型的に気にしたいことが一つありますよね?わかりますよね?

まっすぐ続く廊下だったり、柱がこのような感じで写る場合。
そう。水平・垂直に気をつけたいです。やたら傾いてると気持ち悪い写真に
なってしまうからです。あ、一見上の写真、左の柱を見ると垂直がズレてる
気もしますが、右を見てもらえば垂直が出てるのが判る通り、角度(位置)
によるものなので。そして、建物自体が完全な水平・垂直も形態していない
ので悪しからず(笑)水平も見る限りでは出てますね。大丈夫です。

さて、次に線形のモノ、この場合は縦や横の柱ですかね。。。はたして
それらが線上にあるか?ですが、正直言って柱も何本もあるし、
この状況ではそこまで気にすることもないです。
あくまで黄金分割というのは目安であって、絶対ではないので。
ここでは、水平・垂直が出てるか否か?の方が大切ですね。

次にポイントになるモノは何か?そう、ここでは振り返ってる
彼女の顔にソレがあたりますよね。どうでしょう?
線を描いたとしたら、大体、左上の交点の部分辺りに
位置しますよね?つまりポイントはこの振り返った表情であり
それは交点上に来てることになります。





2枚目の写真を見てみましょう。これも一切トリミングなどの補正は
してません。駅での一枚です。これは、まず垂直を気にするとしたら
右の壁でしょうね。これが変に傾いてると、きっと気持ち悪いはずです。
垂直が出てる証拠に水平も出てますよね。左上の屋根のあたりを
見てもらえれば、おそらく判ると思います。

次に線を模るモノとしたら、ここでは結構たくさんありますね。
線路、ホームの淵や右の柱。また彼女自体も縦をほとんど占めていて
まっすぐ立ってるので、ある意味垂直と捉えた方が良いかも(笑)
ただ、ここでは撮ってる角度が彼女の横姿に対して正面なので
線路とかが斜めになるのは当然であって、とくに線上になければ
いけないことはありません。

そして、やはりこれもポイントとなるものは、電車を待つ姿でしょうか。
顔の位置だったりが交点近くに来るように納まってますよね?





最後の写真は、ある意味これ系の海の写真では、一番この
黄金分割が発揮できるシチュエーションでしょうかね!?
それじゃ、まず、この写真のメインから考えてみましょう。

一番は、やはり彼女がポイントになるワケですが、砂浜に書いた文字も決して
逃せないポイント。また、砂浜に寄せては返す波もポイントですよね。
ただ、それ以外は決して欲張らない。沈む太陽を入れたりだとか、海に
浮かぶ島を入れたり、空を入れたりだとか他のものは一切入れてません。
PART1でも書いたように主題がはっきりしなくなり、また、観る者の注意が
散乱してしまうからです。

つまりこの写真は、この絵の雰囲気全体が大切なので、海を正面から
捉えてとかではなく、敢えて全体が見える感じの角度から撮ってます。
従って、海だけを撮ってた時に注意してた、空と海の境界線(地平線)の
写真とは違い、水平が出なくても当然なOKなわけです。

しかし、やはり構図のバランスというものがあって、例え水平でなくても
この波うち際のラインが、写真縦(高さ)のド真ん中辺りから横に伸びてたら
不思議とバランスが悪くなるんです。波打ち際のラインは曲がってはますが
分割した線上で言うならば、横に引いた上の方の線として捉えること
ができるんです。すると大体、彼女の顔が右上の交点辺りに位置していて
ある程度バランスが取れた構図になってると言えるでしょう。
3枚の中では、一番自分が好きな、また納得いく構図で撮れた
写真と言えますね^^


と、いかにも黄金分割をとても頭に入れて撮ったような3枚でありましたが
俺が頭に黄金分割をそこまで意識して撮った写真は、、、
実は一枚もないのです!(爆)
つまり、何が言いたいかというと・・・ある程度撮り慣れてきて
日の丸写真ではなく、良い写真を撮りたいと意識して撮ってれば、
必然的に出来た写真を見ると、こーいった黄金分割などにも
当てはまる写真が多かったりするという事なんです。
だから絶対的でなくても良いのです。黄金分割はあくまで目安で。
迷った時など利用すれば良いのです。もちろん最初から意識して
撮ってもぜんぜんOKです!その方が最初は確実ですし。

皆さんも今まで日の丸構図が多かったなら、この黄金分割を
思い出してみてください。また、最近のデジカメは
ほとんどこの線をモニター上に出して撮影できるので
利用してみるのも良いかもしれませんね。

写真は、ほんの少しの知識ですごく良いものへと変わります。
ぜひ残しておきたい瞬間を、あなたの瞳で
素敵に切り取ってみてください。パシャッ!とね。 /[◎]_^)



a0016551_234147.jpg

[PR]
by Brother_M | 2004-06-30 22:21 | camera/photo